アンバサダー
常に学び続け、確かな技術と知識で、多くの人を幸せにしたい。

名前: 若月 由香 (ワカツキ ユカ)
SNS: @yukawaka_ns
所属: Stella Beauty Clinic
看護学校を卒業後、国立病院機構の整形外科病棟に勤務。夜勤などの影響で肌荒れに悩み、美容の世界に興味を持つようになり、湘南美容クリニックへ転職しました。結婚・子育てと両立しながら、11年間勤務。
その後、皮膚科をもっと深く学びたいと思い、皮膚科を併設する個人クリニックへ転職。シミ治療やニキビ治療がメインのクリニックで、先生に院外の勉強会を紹介してもらったことが、私の美容ナース人生を大きく変えるきっかけとなりました。(そうなんです!最近の出来事なんです。)
大手クリニック時代もテストや勉強会があり、自ら主催することもありましたが、外の世界を知る機会は少なく、「まだまだ知らないことがたくさんある」と実感。知識をアップデートし続けなければ、大切な患者様に中途半端な情報を提供してしまうかもしれない… そんな恐怖を感じたことで、勉強スイッチが入りました。
以来、本を読んだり、講演を聞いたり、オンライン学習を活用したり、資格を取得したりと、学びを継続中です。その後、施術の幅を広げたいという想いが強くなり、転職を決意。友人からの声かけもあり、現在のクリニックで働くことになりました。
肌治療が大好きで、ドクターズコスメにもこだわりがあります。これが私の強みです!そして、もうひとつのアピールポイントは「親しみやすさ」♡ 皆さんと楽しく美容の話ができるのを楽しみにしています!
- 1 今までのご経歴を教えてください。
- 2 美容看護師になろうと思ったきっかけを教えてください。
- 3 美容看護師に転職すると決めた際、周りの反応はどのようなものでしたでしょうか?
- 4 初めて美容クリニックに転職した際、転職活動で苦労したエピソードはありますか?
- 5 美容看護師になる前となってからとで「給与、休日、残業」「休日の過ごし方」の違いはありますか?
- 6 美容看護師になる前となってからで美容看護師に対する印象の違いはありますか?
- 7 美容医療業界未経験者が美容クリニックで働く際、大手と個人クリニックで合う人と合わない人の特徴はありますか?
- 8 40代、50代以上になっても美容看護師として働くにはどのような経験やスキルが必要だと思いますか?
- 9 美容看護師の魅力ややりがいに感じることを教えてください。
- 10 今後の目標があれば教えて下さい。
- 11 これから美容看護師にチャレンジする方にメッセージをお願いします!
今までのご経歴を教えてください。
はじめは昼間定時制の看護学校に通いながら、産婦人科で看護助手として寮に入り働いていました。とても人気のあるクリニックで、お産の数も多く、夜中も朝も働いては学校へ行き、帰ってからまた働く…という日々。結果、授業ではほとんど居眠り(笑)。
さすがに「このままでは成績が落ちる!まずい!!」と思い、数ヶ月で退職し、学業に専念しました。
准看護師の資格取得後は、子供が大好きだったこともあり、小児科のクリニックで働きながら正看護師の資格を取得。その後、国立病院の整形外科病棟へ。
高齢の骨折患者が多く、毎日慌ただしい環境でしたが、大好きな患者様も多く、今でも名前を覚えている方がいるほど、、楽しい思い出がいっぱいです。
しかし、美容に興味を持ち始め、「直感的に早い方がいい!」と感じて、1年と数ヶ月で退職し、美容の道へ進むことを決意。
美容では湘南美容クリニックで、小・中規模の美容外科や脱毛メインのクリニックなど、さまざまな環境を経験しました。その後、子育ても大事にしたいと思い、最後はパート勤務に切り替え、子供の保育園ラスト1年間をゆっくりと楽しみました。
退職後は、コロナワクチンのバイトなどを数回やって数か月ゆっくりしていましたが「ここまで頑張ってきたのだから、やっぱりまた美容に戻りたい」と思い、皮膚科も学べる個人クリニックへ転職。
そこで、院外の講演会を紹介してくれた先生のおかげで、学ぶことの大切さを実感しました。シミやニキビ治療がメインのクリニックでしたが、私の意見も取り入れていただき、施術の幅を広げることができ、とても感謝しています。
しかし、学びを続けるほど「さらにステップアップしたい!もっと活躍できる場所はないかな?」という気持ちが強くなり、ちょうどそのタイミングで友人から声をかけてもらい、現在のクリニックへ転職しました。
美容看護師になろうと思ったきっかけを教えてください。

病院での勤務は三交代制。夜勤が終わるとそのまま食事や飲みに行ったり、日勤後に少し休んでまた深夜勤へ… 若さゆえ?朝方にファーストフードを食べるような生活を続けていたら、みるみるうちに肌荒れがひどくなってしまいました。
そんな時、友達の紹介でエステに行くことに。そこで、洗顔の仕方やスキンケア用品を変えるだけで肌が劇的に良くなり、その変化に感動! これがきっかけで、美容の世界に興味を持ちました。
「ほんの少しのきっかけで、気持ちが前向きになったり、ストレスが軽減できたりするなんて…!」そんな美容の世界に惹かれていきました。
そして、とりあえず田舎から東京へ飛び出し、何も調べずに“なんとなく”受けたのが、当時の湘南美容外科。今思うと、とてもラッキーで恵まれていたなと思います。
美容看護師に転職すると決めた際、周りの反応はどのようなものでしたでしょうか?
地元は長崎で、15年前は美容看護師なんてまったく身近にいませんでした。そのため、母には「やめなさい」と反対されました。
私は長女で、きょうだいはまだ学生。さらに都会へ行くなんて…! 母もきっと不安だったのだと思います。一方で、父は「好きなことをやりなさい」と賛成してくれました。
今では母も応援してくれていますし、Instagramの投稿にも「いいね!」を押してくれていますし、私が勧めるドクターズコスメもしっかりユーザーです。(笑)
初めて美容クリニックに転職した際、転職活動で苦労したエピソードはありますか?
面接をしてくれたのは、とても優しくて、今でも違うクリニックで活躍している大好きな先輩。その面接は驚くほど穏やかで、ほわ〜んと和やかな雰囲気でした。
「えっ!!これが美容のスタイルなの?!」と、国立病院とのギャップにびっくりしたのを今でも覚えています。
特に苦労することもなく、なんとなく選んだクリニックがまさかの最大手。しかも、先輩や同期、先生は豊胸のスペシャリストでとても環境に恵まれ、本当に最高でした!
美容看護師になる前となってからとで「給与、休日、残業」「休日の過ごし方」の違いはありますか?

【求められるスキル】
美容でも病棟でも大きくは変わりません。学ぶ意欲、ホスピタリティ、知識、技術…どれも職業人として欠かせないものだと思います。
これまで多くの指導を行ってきましたが、強いて言うならば、意欲とホスピタリティは特に重要かもしれません。というより、この2つがなければ、美容クリニックが数多く乱立する今の時代では難しいかもしれないですね。
【給与・休日・残業】
これらはクリニックによって大きく異なります。ただ、「ここだけは譲れない!」という条件があるなら、病棟よりも美容クリニックのほうが選択肢は多いかもしれません。
【休日の過ごし方】
学びたい人は、病棟でも美容でも学会や勉強会に行くだろうと思います。
「今日は思いっきり遊ぶぞ!」と決めた日は、どちらもしっかり休めると思いますので自分のことも大切に、メリハリは大事にしてください。それが仕事の活力にもなりますよね。
美容看護師になる前となってからで美容看護師に対する印象の違いはありますか?
あまり深く調べずに「美容看護師になる!」と決めたので、美容看護師の印象自体がそれほど、ないのですが‥。
【良い点】
どんな疾患や悩みであっても、美容医療はとても奥深く、新しい薬や製品、機械が次々に登場するので、日々の学びがとにかく楽しいです! 「これを試せばもっと綺麗になれちゃうのでは?!」と、新しいものを見つけるたびにニヤニヤしています(笑)
【懸念点】
「美容ってキラキラしてて、自分も可愛くなれて楽そう!」と思っている人は、最先端を走る忙しいクリニックでは続かないかもしれません。そこだけに憧れて学習しないと、患者様も調べるツールはたくさんあるので、会話の中で知識がないことはすぐにバレて、浅はかな心意気は誤魔化しがきかないかと思います。
「あの看護師さんに聞いても、聞いてみますね、答えてくれない」と、別日に相談されることもあるくらい。でも、キラキラ可愛い憧れに近づくために努力を惜しまない!という方向にシフトチェンジできれば、それはもう勝ちかと思います。
美容医療業界未経験者が美容クリニックで働く際、大手と個人クリニックで合う人と合わない人の特徴はありますか?
私は大手出身なので、未経験の段階から多くの機械を基礎から学べる環境だったことに、とても感謝しています。スピード感は求められましたが、最近は研修期間が6ヶ月ほど設けられているところもあり、無理のないペースでもやる気があれば大丈夫かもしれません。
個人クリニックを選ぶ際は、そのクリニックの特徴をしっかり理解して選ぶことをおすすめします。やりたいことや働き方のペースにギャップがあると、思っていた以上に大変に感じることもあるかもしれません。
今は美容クリニックの選択肢がとても多い時代です。私のように“なんとなく”選ぶのではなく、しっかり吟味して、自分に合った環境を見つけてください。
素敵な美容看護師さんがもっと増えてほしいので、ぜひ自分のペースで楽しみながら学んでくださいね! 自分に合った環境で成長できるのが一番だと思います。
40代、50代以上になっても美容看護師として働くにはどのような経験やスキルが必要だと思いますか?
私も来年でいよいよ40歳です。歳を重ねることが嬉しい領域に!
実は36〜37歳あたりから、自分の年齢がわからなくなってきて…いや、どうでも良くなったのかも?(笑) 1年くらい、実年齢より1歳上で過ごしていたこともあります。
若い頃にはわからなかった、リアルな肌悩みやエイジングの変化を今では患者様と共有できるようになり、若い時には足りなかった 共感力 も実感をもって備わってきたと感じています。
ここの骨が萎縮し、この脂肪が減り、このパーツは増えて、だからたるむのか、、、等々。
そういった 理解や悩みの共感やそれに寄り添う心、起きている現象をわかりやすく説明ができる力、安心・安全な医療を提供できる技術 があれば、美容看護師に年齢は関係ないどころか、むしろ年齢を重ねた方が強みになると思っています。
私自身、他院に行く際は 「安心感があって、寄り添ってくれて、確かな技術のある人」 を指名させていただいてます。美容医療は、痛みを伴う施術が多いからこそ、技術はもちろん、それ以上に 安らぎ や 人生の先輩としてのアドバイス を求める患者様も多いはず。
まだまだ経験を積みたいです。
美容看護師の魅力ややりがいに感じることを教えてください。
美容看護師は、病気の治療とは違い、 誰かの日々の悩みやストレスを解決し、少しでも良い方向へ導くことができる素敵な仕事 だと思っています。
「あなたにやってもらいたい」「あなたにお願いすると違う」「またお願いしたい」 そう言われたときは、心の底からガッツポーズ! 大きなやりがいになります!
そして、 患者様のお肌がどんどん良くなっていくのを見られること も、この仕事の幸せなポイント。実は、これはここ数年で強く感じるようになったことでもあります。
大手のクリニックでは指名制度がなく、ごく一部の患者様からどうしても!の際でしか指名を受けることができませんでした。でも、個人クリニックに転職し、ある程度融通がきくようになり指名もOKに。自ら積極的に学ぼうという意欲が芽生えてから、指名をいただける数もさらに増えていくように。
患者様とより深く関わり、経過を見守り、一緒に喜べる機会が増えたことで、 さらに美容の仕事が楽しくなりました!
私もまだまだ学びの途中ですが、たくさんの仲間と関わり、来てくださる方を ハッピーにできる存在 でありたいと思っています。一緒に上を向いて頑張っていきましょう! 力になれることがあれば、何でも聞いてくださいね。
今後の目標があれば教えて下さい。
これからも、さまざまなコンテンツを活用しながら、自分のできる範囲で学び続け、確かな技術と知識で、周りのたくさんの人を幸せにしていきたい です!資格も、EDENやオーソモレキュラーなど取得したいものがたくさんありますが、なかなかの関門が待ち構えています…。
それでも、一歩ずつチャレンジしていきたいと思っています!
これから美容看護師にチャレンジする方にメッセージをお願いします!
目まぐるしい、スピードで成長し続ける美容の分野は、自分の気持ち次第でどんどん学ぶことができ、楽しさがいっぱいです。
クリニックが増えて選択肢がたくさんなのはとても羨ましいです。素敵なクリニックに皆さんが巡り会えますように願ってます。出会うことができた大切な患者様や友人、家族を美容看護師皆で幸せにしていきましょう♡