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アンバサダー

美容医療を身近にし、患者様に寄り添う環境と美容看護師の学びの場を広げたい。

美容医療を身近にし、患者様に寄り添う環境と美容看護師の学びの場を広げたい。

名前: 河合 芹香 (カワイ セリカ)
SNS: @biyoo__seri
所属: フリーランス

皮膚科の臨床知識を活かし、一人ひとりの肌を的確にアセスメントしながら、美容皮膚科治療を提案しています。ドクターズコスメを豊富に扱うクリニックでの勤務経験があり、カウンセリングも担当していたので、コスメの提案も得意です。現在はフリーランスとして都内の美容皮膚科で勤務しています。

今までのご経歴を教えてください。

今までのご経歴を教えてください。

循環器内科・呼吸器病棟で3年間勤務した後、美容への興味から、保険診療も行う皮膚科・美容皮膚科で4年間経験を積みました。皮膚疾患の治療から美容施術まで幅広く学び、美容医療の基礎を確立。その後、美容皮膚科だけでなく外科の知識も深めたいと考え、BIANCAクリニックへ転職。皮膚科・外科・内科のトータル的なアセスメントを学びながら、接遇スキルや新人指導も経験しました。現在は美容皮膚科を中心にフリーランスとして活動しています。

美容看護師になろうと思ったきっかけを教えてください。

美容への興味は物心ついた頃からあり、メイクやファッションが大好きで、綺麗になることで日常が彩られ、幸福度や満足感が高まるのを感じていました。

看護師として働く中で美容医療と出会い、「美しくなるお手伝いがしたい」と強く思うようになりました。患者様と共に変化を喜び合いながら、一人ひとりに寄り添える仕事がしたい。そんな想いから、美容看護師の道を選びました。

美容看護師に転職すると決めた際、周りの反応はどのようなものでしたでしょうか?

家族や友人、同僚など、好きな仕事をする私を応援してくれました。

初めて美容クリニックに転職した際、転職活動で苦労したエピソードはありますか?

面接対策だけではなく、2次面接や筆記試験があるときは何を聞かれて、どのような問題が出題されるのか分からなかったので不安でした。

美容看護師になる前となってからとで「給与、休日、残業」「休日の過ごし方」の違いはありますか?

美容看護師になる前となってからとで「給与、休日、残業」「休日の過ごし方」の違いはありますか?

【求められるスキル】

美容皮膚科では、施術者ごとの技術の差を感じさせないよう、クリニック内で一定の技術を統一することが求められます。

美容外科では、手術介助や麻酔下での循環動態の観察、術後のダウンタイムに関する説明が重要になります。 また、美容クリニックは高額な自費診療を扱うため、患者様に「来てよかった」と思ってもらえるような高い接遇スキルも必要です。

【給与・休日・残業】

給与は、夜勤をしていた頃と同程度か、それ以上になることが多いです。休日の数は病棟と大きく変わりませんが、有給が取りやすい傾向があります。残業はほとんどありませんが、美容外科で全身麻酔の手術を行うクリニックでは、状況によって残業が発生する場合もあります。

【休日の過ごし方】

趣味に使える時間が増え、ランチやヨガ、ゴルフ、ネイルなどを楽しめるようになりました。おしゃれを楽しみながら、プライベートの充実を図れるのも美容看護師ならではの魅力です。

美容看護師になる前となってからで美容看護師に対する印象の違いはありますか?

美容看護師になる前は、綺麗になるお手伝いをしながら自分自身も美容医療に触れられるという点に魅力を感じていました。実際に働いてみると、患者様の肌の変化を一緒に見守り、その喜びを共有できることに大きなやりがいを感じています。美しくなる過程をサポートしながら、自分自身も美容に関する知識や技術を身につけられることは、この仕事ならではの魅力です。

一方で、病棟と比べると院内での勉強会が少なく、最新の知識や技術を学ぶには自主的な努力が欠かせません。患者様に安心して施術を受けていただくためにも、常に自己研鑽を続け、技術の差が出ないよう意識する必要があります。また、美容クリニックでは高額な自費診療を扱うため、看護技術だけでなく、接遇スキルも求められます。

美容看護師は、美容の知識や技術を磨くだけでなく、患者様との信頼関係を築くためのコミュニケーション力や接遇力も重要な仕事だと実感しています。

美容医療業界未経験者が美容クリニックで働く際、大手と個人クリニックで合う人と合わない人の特徴はありますか?

大手クリニックでは、多くのスタッフが在籍し、チームで業務を進めることが求められるため、周囲と円滑にコミュニケーションを取るのが得意な方に向いています。また、他業種との連携が多く、決められた流れに沿って迅速に動くスキルも必要です。

個人クリニックは、少人数での運営が多く、ある程度の経験がある方や自分で考えて行動できる方に向いています。決められたマニュアルが整っていないことも多いため、自分のペースで業務を進めながら、臨機応変に対応できる力が求められます。

40代、50代以上になっても美容看護師として働くにはどのような経験やスキルが必要だと思いますか?

40代、50代でも美容看護師として活躍するには、手術室での経験があると強みになります。また、美容に興味を持ち、自分自身も美を意識できることが大切です。あとは、柔軟な対応力を持ち、他スタッフと円滑に連携できることも求められます。

美容看護師の魅力ややりがいに感じることを教えてください。

美容看護師の魅力は、患者様が美しくなることで自信を持ち、前向きになる姿を共に分かち合えることです。また、医師やカウンセラーと連携し、患者様の理想の美を目指す過程に関われることも大きなやりがいです。

美意識の高いスタッフと働くことで、自分自身も美容への意識が高まり、肌治療や美容ケアを積極的に取り入れられる環境も魅力のひとつです。

今後の目標があれば教えて下さい。

今後の目標があれば教えて下さい。

美容医療をより身近に感じてもらえるよう、わかりやすく相談しやすい看護師を目指し、SNS発信にも力を入れていきたいと考えています。患者様一人ひとりに寄り添い、美のゴールを一緒に決め、施術だけでなくトータルでサポートできる環境づくりを大切にしたいです。

また、美容看護師が技術だけでなく知識も深められる場を提供できるよう、勉強会や技術のシェアの機会を増やしていきたいと思っています。

これから美容看護師にチャレンジする方にメッセージをお願いします!

美容看護師=キラキラした世界というイメージがあるかもしれませんが、実際は知識や技術の研鑽が求められ、日々努力と勉強が欠かせない仕事です。決して楽ではありませんが、その分やりがいのある分野です。

病棟での経験は美容医療にも活かせる部分が多く、アセスメント力や疾患に関する知識は大切です。美容医療も看護の一つ。患者様の「美のゴール」に寄り添い、最適な医療を提供できるよう、学び続ける姿勢が求められます。

また、美容医療は日々進化しているため、知識のアップデートや情報収集が不可欠。自身の経験も重要になるため、美容に興味を持ち、常にアンテナを張ることが大切です。患者様に寄り添い、円滑なコミュニケーションが取れる方は、美容看護師として活躍できると思います。

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