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アンバサダー

沖縄の環境で安全と美を届ける美容ナース兼アートメイクアーティストを目指しています。

沖縄の環境で安全と美を届ける美容ナース兼アートメイクアーティストを目指しています。

名前: 長濱 瑞穂(ナガハマ ミズホ)
SNS: http://instagram.com/mizuho_artmake
所属: ジョウクリニック

急性期専門の応援ナースからアートメイク業界へと転職し、現在は美容ナース兼アートメイクアーティストとして活動しています。

独特な魅力を持つ沖縄に嫁ぎ、その環境ならではの特性を活かし、美容の分野で新たな挑戦を続けています。紫外線が強い沖縄では、美容業界やアートメイク業界でタブーとされがちな課題に向き合い、生活環境に適したスキンケア方法の提案や、技術を駆使したアートメイクを提供しています。

また、学びの機会が限られる地域特性を補うべく、国内外の講師と受講者を繋ぐオーガナイザーとしても活動。美容の知識や技術の普及に尽力しています。

今までのご経歴を教えてください。

看護師を目指したきっかけは、バリバリ働く看護師だった母への憧れからでした。キャリアのスタートは、出身校でもある東京の大学病院の集中治療室(ICU)。「急性期看護で活躍したい!」という思いと、「看護師として多様な環境で経験を積みたい」という気持ちが半分ずつありました。

その後、バイクが趣味という性格を活かし、日本各地を巡る応援ナースへの転身を決意。突然「バイクで沖縄に行く」と宣言し、周囲から全力で止められたのも今では懐かしい思い出です。応援ナースとしては4年間、宮古島、四国、関西などさまざまな地域を移り住みながら、主に急性期看護の経験を重ねました。また、コロナ関連業務にも携わりながらアートメイクの技術を学び、キャリアの幅を広げていきました。

30歳を迎えたタイミングで、現在の夫と結婚し沖縄に定住。当時、沖縄にはアートメイク看護師の募集がなかったため、自ら美容外科・皮膚科クリニックに直談判し、アートメイク部門の立ち上げを提案しました。この提案が実を結び、現在までの2年半、アートメイクアーティストとして活動を続けています。

これまでの経験を活かし、沖縄の地でアートメイクの魅力を広める活動に全力を注いでいます。

美容看護師になろうと思ったきっかけを教えてください。

私が美容医療に興味を持ったのは、目の下のくまがコンプレックスだったからです。写真に写ることも嫌で、撮っても真顔ばかり(笑顔になるとくまが目立つタイプでした)。この悩みを改善したくて調べ始めたことが、美容医療への関心のきっかけです。

大阪に住んでいた当時、美容クリニックが数多くあり、大手なら安心だろうと思って目の下の脱脂術を決意しました。しかし、そこで恐ろしい経験をしてしまい、美容外科に対するトラウマを抱えてしまいます。それからしばらく美容医療への興味は薄れ、むしろ否定的にすらなってしまいましたが、目の下のくまというコンプレックスは変わらず、心に残り続けていました。

そんな私の背中を押してくれたのが友人の紹介で訪れたクリニックでした。そこでは、先生やスタッフの方々が親身に寄り添い、私のコンプレックスに真剣に向き合ってくれました。そのおかげで、再び手術を受けることができ、笑顔で写った写真や楽しい思い出が増えていきました。この経験が、美容医療に対する考え方を大きく変えるきっかけになりました。

患者様の不安な気持ちに寄り添い、コンプレックスの解消をサポートしたい。その思いが強くなり、なかなか一歩を踏み出せなかった私を動かしたのがアートメイクでした。この新たな挑戦を通じて、私自身の経験を活かし、美容医療の力で多くの方に自信と笑顔を届けたいと思っています。

美容看護師に転職すると決めた際、周りの反応はどのようなものでしたでしょうか?

10年間の急性期看護のキャリアがあり、応援ナースとして独特な働き方を楽しんでいたこともあって、「勿体無い」という声は多く聞かれました。ただ、突然バイクで沖縄に応援ナースで行くと言い出すような性格を周りも知っていたので、「勿体無いけど止めても仕方ないよね」「楽しんでやれそうだね!」というような反応がほとんどでした。

アートメイクをやると話したときには、「凄く向いてそう!」と言われることが多かったです。元々絵を描いたり細かい作業が得意だったこともあって、私の新しい挑戦に対して周りも納得してくれていました。

初めて美容クリニックに転職した際、転職エージェントを利用しましたか?

私の場合、最初に目指したのがアートメイクだったため、転職エージェントを利用せず、自分でインターネット検索を行いました。しかし、その当時はアートメイク看護師の求人が見つからなかったため、美容外科・皮膚科クリニックに直接交渉する形で転職を実現しました。

初めて美容クリニックに転職した際、転職活動で苦労したエピソードはありますか?

移住先の沖縄にはアートメイク専門クリニックがなく、美容外科や美容皮膚科クリニックへの交渉が必須でした。しかし、アートメイク以外の美容施術の経験は自分が受けたことがある程度で、業界の知り合いもおらず、転職活動は非常に狭き門でした。

飛び込み営業のようにクリニックへ連絡を取り、自分のスキルや熱意を資料にまとめて持参。面接ではアートメイクの可能性や自分が提供できることについてプレゼンを行いました。その努力が実り採用されましたが、採用後もアートメイクを始めるには未経験の美容メニューをすべて習得する必要がありました。

当時は毎日睡眠時間が2時間前後で、誰かに強要されたわけではなく、新しい挑戦ができることが嬉しくて夢中で勉強していました。

美容看護師になる前となってからとで「給与、休日、残業」「休日の過ごし方」の違いはありますか?

【求められるスキル】

病棟と美容クリニックで求められるスキルは全くの別物だと感じています。

知識と技術

美容外科や皮膚科が併設されたクリニックではメニューが豊富で、機械やオペ器具の名前を覚えるのが大変でした。特にオペ器具の名前は覚えられず、「エレバラスパ」を「蟹スプーン」と呼んで笑われたエピソードもあります(笑)。ただ、病棟で培った点滴スキルや術後管理、創傷治癒の知識は大いに役立っています。また、既往歴のある患者様への対応も、病棟経験のおかげでスムーズに行えています。

接遇

自由診療では高額な施術も多く、患者様から求められる水準が異なるため、言葉遣いや身だしなみには特に気を配っています。また、患者様一人ひとりの生活背景に合った治療選択を提案するため、信頼関係の構築が欠かせません。

営業

押し売りではなく、患者様の生活に合った治療を専門知識に基づいて提案するのが営業の基本です。クリニックによってはカウンセリング業務も担当することがあり、アートメイクの場合はSNSを駆使した自己発信や人脈作りも重要です。慣れるまでは、空き時間のほとんどを費やすこともあり、努力が求められます。

【給与】

基本的には夜勤なしで病棟勤務の給与と同等かそれ以上のケースが多いですが、沖縄では所得水準が低いため、美容クリニックでも病棟とあまり変わらないか、夜勤がない分だけ低くなることもあります。

【休日】

個人的にはこれが1番変わりました。夜勤専従看護師から日勤のみの生活になり、連休が取りにくい点や土日祝が忙しい点が変化として挙げられます。ただ、生活リズムが整いやすく、肌の調子が良くなるなどの健康面でのメリットを実感しています。定休日のあるクリニックではさらに予定が立てやすくなるため、働きやすさを感じています。

【残業】

残業代はきちんと支給され、サービス残業はほとんどありません。ただ、アートメイクに関してはSNS運用や技術練習、講習受講など自己研鑽に時間を費やす必要があります。これらを積極的に行うことでスキルアップにつながり、仕事を多く任されるようになるため、頑張る価値を感じています。

【休日の過ごし方】

休日はアートメイクの練習や勉強がメインですが、マッサージやネイルでリフレッシュしたり、沖縄ならではのフリーダイビングを楽しむこともあります。連休が取れた際には講習や旅行など自由に予定を組み、充実した時間を過ごしています。

美容看護師になる前となってからで美容看護師に対する印象の違いはありますか?

美容ナースになる前は、自分が美容医療を受けた際の経験から不安な気持ちを抱いていました。過去に怖い思いをしたこともあり、美容クリニックで働くことへの期待と同時に、不安が大きかったのを覚えています。ただ、その際に出会った親切で優しいスタッフの方々のような存在に自分もなりたいという想いもありました。

美容クリニックで働き始めて感じたのは、クリニックごとの方針やルールが病院と同じようにしっかり存在していることです。そのため、働く環境が自分の価値観と合っているかどうかが非常に重要だと気づきました。

特にアートメイクにおいては、専門クリニックでは集客が重要な鍵となる一方で、美容全般の業務と兼任する場合には、他のスタッフとの業務分担やバランスを取る必要があります。これが人間関係にも関わるため、とても難しい部分だと感じています。

現在、私はアートメイク業務をメインに担当しており、他の業務を他スタッフに任せることが多い環境です。そのため、チームとしてスムーズに業務が進むように、周囲のスタッフが働きやすい環境作りを心がけています。また、日々サポートしてくれるスタッフへの感謝の気持ちを忘れないよう意識しながら仕事に取り組んでいます。

美容医療業界未経験者が美容クリニックで働く際、大手と個人クリニックで合う人と合わない人の特徴はありますか?

大手クリニックで働いた経験はありませんが、大手クリニックは、教育カリキュラムが充実している点が未経験者にとって魅力的です。ただし、ルールが窮屈に感じる方もいるかもしれません。そのため、規律を重視する人には向いていますが、自由を求める人には合わないこともあります。

一方、個人クリニックは教育カリキュラムが整っているかどうかに差があり、自分から積極的に学ぶ姿勢が必要です。この業界は教科書や毎月開催のセミナーがあるわけではなく、機械ごとに基準が異なることも多いです。知らないことを楽しんで学べる柔軟性がないと厳しく感じるかもしれません。

40代、50代以上になっても美容看護師として働くにはどのような経験やスキルが必要だと思いますか?

年齢とともに避けられない衰えもありますが、重要なのは「魅力的な年齢の重ね方」を意識することです。「女性の年齢はカラット」と言われるように、年齢を理由に諦めるのではなく、年相応の美しさを提案できる姿勢が求められます。そんな提案ができる先輩看護師は憧れの存在です。

美容看護師の魅力ややりがいに感じることを教えてください。

美容医療を通じて、コンプレックスが自信に変わる瞬間を何度も見てきました。「鏡を見るのが楽しくなった」「周りから綺麗と言われるようになり、オシャレが楽しくなった」といった喜びの声を聞けるのは本当に嬉しいです。特にアートメイクでは、「毎日の時短で好きなことに時間を使えるようになった」「メイクが落ちるのを気にせず、楽しめることが増えた」といった変化を聞くたびに、大きなやりがいを感じます。

今後の目標があれば教えて下さい。

沖縄には紫外線ダメージによる肌質や唇の色の変化が独特です。そんな環境でも安全に、綺麗を守れる美容ナース兼アートメイクアーティストでいたいと思っています。

今後は難易度の高いダークリップに対するリップアートメイクの改善に力を注ぎ、環境特性にあった講習を開催していきます。美容医療としても沖縄の環境や肌質に合った美容医療の提供ができるよう勉強会や症例検討会なども開催していきたいです。

これから美容看護師にチャレンジする方にメッセージをお願いします!

美容医療は日々進化し、正直勉強に終わりはないので大変なこともありますが、生き方を変えるきっかけにもなり得る力がある仕事で、とてもやりがいを感じられます。

アートメイクは自由度が高いイメージや所得が高いイメージで入る方も多いと思います。でも、アートメイクを習得するまで何百万もの講習費や、膨大な時間がかかります。そして示談がどんどん変化するのでこれに終わりはなく常に学び続ける必要のある業界です。始めたけど就職ができずに諦めた方もたくさん見てきました。

今までの看護師思考を180度変える気持ちでチャレンジし続けたら楽しくなってくると思います。沖縄のような特殊環境だから学べる楽しさもあるので、踏み出せずにいたらまずはどんなものか情報を知るところから始まるので、いつでもご連絡ください。

電話受付(平日)
10:00~19:00

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