アンバサダー
信頼される美容看護師を目指し、学びを重ねて業界の発展に貢献したい。
名前: イケ
SNS: @ikechan_ns14
所属: 大阪市内美容クリニック
自身のニキビに悩んだ経験から美容に興味を持ち、大阪市内の大手美容クリニックで3年間勤務してきました。その後、自分のスキルアップを目指し、時間に追われず患者様とより密に関わりたいという思いから、大阪市内の個人クリニックへ転職しました。現在は、SNSを通じてスキンケアやプライベートでの美容に関する情報を発信しています。
- 1 今までのご経歴を教えてください。
- 2 美容看護師になろうと思ったきっかけを教えてください。
- 3 美容看護師に転職すると決めた際、周りの反応はどのようなものでしたでしょうか?
- 4 初めて美容クリニックに転職した際、転職エージェントを利用しましたか?
- 5 初めて美容クリニックに転職した際、転職活動で苦労したエピソードはありますか?
- 6 美容看護師になる前となってからとで「給与、休日、残業」「休日の過ごし方」の違いはありますか?
- 7 美容看護師になる前となってからで美容看護師に対する印象の違いはありますか?
- 8 美容医療業界未経験者が美容クリニックで働く際、大手と個人クリニックで合う人と合わない人の特徴はありますか?
- 9 40代、50代以上になっても美容看護師として働くにはどのような経験やスキルが必要だと思いますか?
- 10 美容看護師の魅力ややりがいに感じることを教えてください。
- 11 今後の目標があれば教えて下さい。
- 12 これから美容看護師にチャレンジする方にメッセージをお願いします!
今までのご経歴を教えてください。
看護師免許取得後、奈良市内の病院で整形外科と泌尿器科に約4年間勤務しました。その後、自分のニキビに悩んで美容クリニックを訪れ、美容に興味を持つようになり、大阪市内の大手美容クリニックで3年間勤務。そこで、皮膚科や外科の業務を行いながら、新人教育や皮膚科の指導を担当しました。
3年後、自分のキャリアを考え、よりお客様と密に関わることができる個人クリニックに転職を決意し、現在はご縁があった大阪市内の個人クリニックで勤務しています。
美容看護師になろうと思ったきっかけを教えてください。
学生時代からニキビに悩んでおり、病棟看護師として働いていた時も夜勤や生活の乱れが影響し、さらにニキビが悪化してしまいました。その際、美容クリニックで施術を受けたり、自宅でのスキンケアを見直すことで、現在ではニキビができにくくなり、ニキビ跡も改善しました。また、外見にも自信を持てるようになりました。自分の経験を通じて、同じように悩んでいる人々が男女問わず多くいると感じ、そういった人たちを幸せにするために美容看護師になろうと思いました。
美容看護師に転職すると決めた際、周りの反応はどのようなものでしたでしょうか?
友人からは「向いている」と応援されることが多かったですが、当時は男性美容看護師が少なかったため、親からは「病院で勤めなさい」と反対されました。それでも、自分がやりたかったことだったので、人生一度きりだと思い反対を押し切って美容看護師になりました。今では親も応援してくれています。
初めて美容クリニックに転職した際、転職エージェントを利用しましたか?
大手美容クリニックに転職する際は、転職エージェントを利用しました。どのクリニックが良いかを詳しく教えていただいたり、履歴書の書き方や面接での対応方法について親身にサポートしていただき、今ではとても感謝しています。
初めて美容クリニックに転職した際、転職活動で苦労したエピソードはありますか?
初めて美容クリニックに転職する際、男性看護師は限られたクリニックでしか働けないというイメージが強く、行きたいクリニックに就職できないのではないかと感じることがありました。その風潮には非常に残念でした。エージェントからは、大手や男性専用美容クリニックをおすすめされ、最終的に大手美容クリニックに転職しました。
美容看護師になる前となってからとで「給与、休日、残業」「休日の過ごし方」の違いはありますか?
病棟と美容クリニックでは、求められるスキルに違いがあります。病棟では高齢の患者様を対応することが多く、接遇や言葉遣いにあまり意識を向けていないです。一方、美容クリニックでは、患者様が「お客様」になり、美容医療を受ける方々に対しておもてなしの接遇や所作、ホスピタリティが求められます。転職当初、僕自身もこの点で非常に苦労しましたが、今でも接遇やコミュニケーションを日々学んでいます。
勤務形態についても、病棟では夜勤があり、残業が多いイメージですが、美容クリニックは完全予約制で残業はほとんどなく、夜勤もありません。そのため、睡眠時間やライフバランスが安定し、肌の調子も良くなりました。
休日については、病棟時代とは異なり、ONとOFFのメリハリがしっかりつけられ、転職してよかったと思っています。給与に関しては、夜勤や残業がほとんどないにもかかわらず、美容クリニックの方が病棟よりも良いですね。
美容看護師になる前となってからで美容看護師に対する印象の違いはありますか?
美容看護師になる前は、楽しくてキラキラしている華やかなイメージを持っていました。しかし、実際に美容看護師として働いてみると、お客様対応には高いホスピタリティが求められ、常に新しい機械やドクターズコスメが登場するため、日々勉強と努力が必要であることを実感しました。
一方で、新しい治療が始まる前にはスタッフ同士で実際に試し、試行錯誤しながら知識を深められる、この点は仕事の魅力の一つだと思います。努力が必要な一方で、学びや挑戦を楽しむことができる仕事だと感じています。
美容医療業界未経験者が美容クリニックで働く際、大手と個人クリニックで合う人と合わない人の特徴はありますか?
僕が最初に転職したのは大手のクリニックでした。大手はプリセプター制度が整っており、マニュアルも充実しているため、基礎からしっかり学ぶことができます。未経験者にとっては、安心してスタートを切れる環境だと思います。そのため、美容クリニックへの初めての転職には大手クリニックがおすすめです。
個人クリニックは少人数で運営されているため、1人あたりのスキルや知識が求められる場面が多いです。また、お客様と深く関わることができるので、技術力やホスピタリティの向上が期待されます。より専門性を高めたい、キャリアアップを目指したいという方には個人クリニックが適していると感じます。
40代、50代以上になっても美容看護師として働くにはどのような経験やスキルが必要だと思いますか?
40代、50代以上になっても美容看護師として働くためには、 常に学び続ける姿勢 が大切だと思います。年齢は単なる数字であり、意欲的に知識や技術を磨き続けることで、十分に活躍できると感じます。
さらに、この年齢ではマネジメントの役割を任されることも増える可能性があるため、 人材教育やマネジメント力も重要になってくるかもしれません。後輩を育て、チーム全体をまとめる力を身につけることで、年齢に関係なく活躍の場が広がると思います。
美容看護師の魅力ややりがいに感じることを教えてください。
美容看護師としての やりがいを感じる瞬間は、お客様が綺麗になり、笑顔を見せてくださる時です。美容医療では、保険医療とは異なり、お客様にプラスの関わりができる点が大きな魅力だと思います。
また、接遇やホスピタリティの提供方法を学べる環境が整っていることも、この仕事の魅力の一つです。さらに、自分自身も綺麗になれる機会があることも、美容看護師として働く楽しさだと感じています。
今後の目標があれば教えて下さい。
美容業界を盛り上げ、「関西の男性美容看護師といえばイケ」となれるように頑張りたいです。また「この看護師さんでよかったまた対応していただきたい」と思ってもらえる美容看護師になりたいです。まだ経験や知識が未熟なことが多いため、学びを深めより良い美容医療を提供できるよう頑張り、業界の発展に貢献していきたいです。
これから美容看護師にチャレンジする方にメッセージをお願いします!
美容医療はお客様を幸せにすることができ、自分自身も幸せにできる力があります。反対されて、それを押し切ってよかったと思ってます。僕自身もまだまだ未熟ですが、日々努力していきたいと思っております。
はじめは戸惑うことも多いと思いますが、日々学ぶ姿勢や何事にも努力すれば必ず報われます。ぜひ一緒に美容医療業界を盛り上げて、頑張っていきましょう。