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アンバサダー

脱毛症やウィッグで悩む方々が自信を持ち、楽しく生きられるよう支援する。

脱毛症やウィッグで悩む方々が自信を持ち、楽しく生きられるよう支援する。

名前: 野口 花歩 (ノグチ カホ)
SNS:  @kaho_artmake(アートメイク)
@kaho_wighair(ウィッグ紹介)
所属: THE ARTMAKE TOKYO 大阪院

THE ARTMAKE TOKYO大阪院でアートメイク専門看護師として活動しています。中学1年生の時に脱毛症を発症し、現在もウィッグを被って生活しています。自分自身が病気を経験し、治療を受ける中で、同じように病気や治療で苦しむ方々の力になりたいと思い看護師になりました。その中で、自分がアートメイクをしてもらったことがきっかけとなり、この方法でも誰かの役に立てることを知り、アートメイク看護師を目指しました。現在は脱毛症やウィッグの方にアートメイクを提供しています。

プライベートでは、ハゲている自分を誰かと比べず、少しでも自分の容姿に自信を持てるように、また少しでも自分を好きになれるように、トレーニングやピラティスを楽しんでいます。

今までのご経歴を教えてください。

看護師資格取得後、県立病院の3次救急、消化器内科病棟にて1年間勤務しました。その後、自分がアートメイクを受けたことがきっかけで、美容クリニックに転職しました。このクリニックでは医療脱毛や美肌施術を提供しており、アートメイクも学べると思って入職しましたが、実際には業務委託でアートメイクを行っていたため学ぶことはできませんでした(笑)。職場は楽しかったのですが、1年半勤務した後、どうしてもアートメイクを学びたいという気持ちを諦めきれず、アートメイクを学べるクリニックに転職しました。

そこで2年間、たくさんの勉強をさせていただき、現在はTHE ARTMAKE TOKYOでフリーランスとして働いています。

美容看護師になろうと思ったきっかけを教えてください。

美容看護師になろうと思ったきっかけは、とにかくアートメイクがしたかったからです。社会人になって初めてのボーナスを持って、アートメイクの施術を受けに行きました。当時はまだアートメイクのクリニックが少なく、初めは人伝でアートメイクを知り、施術を受けに行きました。眉毛がない自分にとって、その体験は本当に衝撃的で、あの日の感動や景色は今でも忘れられません。人生が変わった瞬間でした。

その時に、アートメイクという仕事が看護師の仕事であることを知り、絶対になりたいと思いました。そして、その半年後には病棟を辞めていました(笑)。

美容看護師に転職すると決めた際、周りの反応はどのようなものでしたでしょうか?

美容看護師に転職すると決めた際、家族からは「もう少し病棟で頑張ってみたら?」と言われることもありましたが、美容の道に進むことには応援してくれました。現在も、アートメイクでの活動を誰よりも応援してくれています。特に母は、美容クリニックに入ってから美容施術を楽しんでくれています(笑)。

初めて美容クリニックに転職した際、転職エージェントを利用しましたか?

初めての転職で全く分からなかったので、看護師の転職エージェントを利用しました。しかし、当時は病棟勤務が1年ほどだったため、美容クリニックを勧めてくれるエージェントは少なく、訪問看護やデイサービスばかり勧められました。結局、自分で転職サイトを使って美容クリニックを見つけました。

初めて美容クリニックに転職した際、転職活動で苦労したエピソードはありますか?

当時、病棟勤務が1年だったため、美容クリニックに入るのは難しく、多くのクリニックが2年から3年以上の経験を求めていました。面接でも「1年かぁ」と言われることがありました。また、美容クリニックの面接に行った際、看護師さんが同じ看護師とは思えないほど綺麗で、「こんな自分じゃ入れないわ」と感じたこともありました(笑)。

病棟と美容クリニックの「求められるスキル」「給与、休日、残業」「休日の過ごし方」などに違いはありますか?

病棟と美容クリニックでは、求められるスキルや勤務条件に大きな違いがあります。病棟では患者、美容クリニックではお客様として対応するため、必要なスキルが全く異なります。両方とも要領の良さが必要ですが、病棟勤務の1年目は、身なりや接遇に気を配る余裕がなく、業務をこなすことで精一杯でした。17時退勤で帰れたことは一度もなく、夜勤も16時半からの勤務でも14時には病院に到着して情報収集をしていました。

美容クリニックに転職してからは、残業はほとんどありません。しかし、病院以上に身なりや接遇が求められ、1年の病棟勤務経験しかなかった私には苦労することもありました。

美容看護師になる前となってからで美容看護師に対する印象の違いはありますか?

美容看護師になる前は、美容看護師は怖い人や性格がきつい人が多いのではないかと思っていました。しかし、実際に働いてみると全くそんなことはなく、優しくて綺麗な方ばかりでした。憧れるような素敵な先輩たちがたくさんいる世界でした。

美容医療業界未経験者が美容クリニックで働く際、大手と個人クリニックで合う人と合わない人の特徴はありますか?

病棟である程度の地位や役職があった方には、大手のクリニックが向いているかもしれません。大手はしっかりとしたルールやマニュアルがあり、段階的に進める環境が整っています。また、新卒の方やさまざまな技術や知識を幅広く学びたい方も、大手の方が多くの経験を積むことができるでしょう。

一方で、ゆっくり学びたい、アットホームな環境が良い、まずは一つのことをしっかり頑張りたいという方には、個人クリニックが合っていると思います。私自身、初めての美容クリニックは個人クリニックで、一つ一つゆっくり学べたことがとても良かったと感じています。

40代、50代以上になっても美容看護師として働くにはどのような経験やスキルが必要だと思いますか?

40代、50代以上になっても美容看護師として働くためには、まず自分自身が綺麗でいることが重要です。美魔女に勧められるものは絶対に良いものだと誰もが思うように、自分が綺麗でいることで説得力が増します。私も40代の方々と一緒に働いてきましたが、皆さん本当に肌が綺麗で明るい方が多かったです。高校生のママをされている方を見て、「こんなお母さんがいい」と毎日のように思っていました。それくらい綺麗でいられることは素晴らしいことです。

綺麗な人というのは、外見だけでなく言葉遣いや仕草も含めて綺麗です。40代、50代になっても美容看護師として働くためには、外見を保つだけでなく、品のある言葉遣いや仕草を身につけることが重要です。

美容看護師の魅力ややりがいに感じることを教えてください。

美容看護師の魅力ややりがいは、コンプレックスを強みに変えられることです。ずっとコンプレックスに感じていたことをお客様と共感し合い、変わっていけるのは他にはない魅力です。少しの自信を与え、自分を好きになれる場所が美容クリニックだと思っています。そんな場所に携われることはとても幸せで、やりがいを感じます。

美容に関する知識をたくさん学ぶことで、自分自身もどんどん綺麗になり、その成果をお客様に伝えることができます。お客様がどんどん綺麗になるのを見るのは、本当に素敵な連鎖であり、大きな喜びです。

今後の目標があれば教えて下さい。

私の美容看護師としての目標は看護師になると決めた時と変わらず、誰かの力になりたいという思いを持ち続けています。

特に、脱毛症の方やウィッグを使っている方がもっと胸を張って、楽しく生きていけるような活動をしていきたいと思っています。脱毛症になってすぐの苦しかった時期の自分が、今の自分を見て「カッケェな」と憧れるような存在になることが目標です。

美容看護師を目指している看護師さんたちにメッセージをお願いします。

美容看護師ってキラキラしてます。でもそれだけじゃくて、根本にあるのはやっぱり看護師としての想いだと思っています。身体的、精神的、社会的に誰かの力になれるのは看護師だからです。分野は違えど、誰かの力になれる立派なお仕事です。そして自分も綺麗になって自分に自信が持てるようになる。とても素敵なお仕事だと思います。

電話受付(平日)
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