アイコン

column

ホーム コラム アンバサダー 女性の働き方にもいろいろな選択肢がある | 安心してチャレンジできるモデルケースになりたい

アンバサダー

女性の働き方にもいろいろな選択肢がある | 安心してチャレンジできるモデルケースになりたい

女性の働き方にもいろいろな選択肢がある | 安心してチャレンジできるモデルケースになりたい

名前: 佐藤 彩織(サトウ サオリ)
SNS: https://lit.link/drpeppersaori
所属: 株式会社Espelha

美容クリニックの開業を目指す先生方のサポートを行っているフリーランスのクリニックコンサルタントです。開業に必要な技術含めたスタッフ研修やメニュー作成、また開業に必要な物品の確保などを手掛けています。

すでに開業しているクリニックに対しては、技術的な不安がある部分のサポートや、メニューやキャンペーンの企画など、さまざまなマネージメント業務に関わらせていただいています。美容ナースとしての経験を活かし、美容業界の拡大とともに増えるナースたちの働き方の一つとしてみていただけると嬉しいです。

今までのご経歴を教えてください。

大学病院の一般病棟で3年間勤めた後、将来への不安から美容業界へ転職。最初はSBCに入職し、その後個人クリニックの立ち上げに2件関わりました。さらにフリーランスとして、非常勤で10院以上のクリニックで勤務し、12院のクリニック立ち上げに貢献した実績を持っています。これらの経験をもとに、2023年7月にクリニックコンサルティング会社を設立しました。

美容看護師になろうと思ったきっかけを教えてください。

病院での夜勤が体に合わないと感じ、美容看護師に転職を決意しました。夜勤明けは体調を崩しやすく、休日も何もできない状態になることが多かったためです。私は元々美容が好きで、ダイエットやベストボディコンテストに参加し、筋トレもしていましたが、夜勤による肌トラブルに耐えられなくて、美容クリニックなら夜勤がなく、美容への情熱も活かせると考えました。

看護師の免許を持っていれば様々な場所での就職が可能なので、在宅看護や、普通のクリニックも転職先の選択肢にはありましたが、美容クリニックで働くことがいまの自分に一番合っていると思い決意しました。

美容看護師に転職すると決めた際、周りの反応はどのようなものでしたでしょうか?

美容看護師への転職を決めた時、周りの人たちはすごく賛成してくれました。普段から髪を夜会巻きにしていたり、化粧品に詳しいことや、ベストボディを目指してジムでトレーニングを重ねていたので、病棟の先輩たちは「佐藤は美容向きだね!」と言って送り出してくれました。ただ、中には「佐藤は美容に向いていると思うけど、自分はキャリアのことを考えると踏み出せない」という声もありました。

初めて美容クリニックに転職した際、転職活動で苦労したエピソードはありますか?

初めて美容クリニックに転職する際、特に苦労はありませんでしたが、転職するまでが驚くほどスムーズだったのを覚えています。SBCでは転職説明会を開催しており、私が参加した際には、自己紹介を書いたり、面接を受けるかチェックする書類を提出しました。そしたら、説明会の翌日には早速電話があり、「面接を受けませんか?」との連絡が来ました。他のクリニックも検討していましたが、「とりあえず話だけ聞きに行こう」と思っていたんですが、気が付けば1週間以内にSBCで働くことが決まっていました。さらに、その当時のスタッフの方が全員が完璧なくらい素晴らしくて、何の心配もなかったためスムーズに入職が決まったので、非常に感謝しております。

病棟と美容クリニックの「求められるスキル」「給与、休日、残業」「休日の過ごし方」などに違いはありますか?

美容クリニックでの勤務では、接客業としてのコミュニケーションスキルが特に求められます。今は大学病院でも礼儀正しい言葉遣いなどのスキルが必要とされるようになっているので、病棟での経験も美容クリニックで役立つと感じています。あと美容医療では、患者様との距離が近く、事前にクリニックに関しては施術に関して情報を調べてくる患者様が多いため、看護師への質問も多く、勉強する時間が増えたと感じます。

給与面では美容クリニックが高く、残業がほとんどないため生活の質が向上しました。また、休日も以前のように一日中寝て過ごすことはなくなり、旅行に行く機会も増えています。

美容看護師になる前となってからで美容看護師に対する印象の違いはありますか?

美容看護師になる前は、美容分野での勤務が看護師としてのキャリアカウントに含まれないという意見も聞いていましたが、実際に働いてみると、美容医療は非常に幅広い分野であり、やりがいを感じる仕事だと実感しています。

しかし、業界全体としてキャリア育成がまだ未熟であり、長期的な働き方について明確な道筋が示されていないのが課題です。美容看護師としての可能性は感じていますが、今後の発展には業界のさらなる成熟が必要だと思います。

美容医療業界未経験者が美容クリニックで働く際、大手と個人クリニックで合う人と合わない人の特徴はありますか?

個人クリニックでは、クリニック独自の「カラー」に染まってくれることを重視しているため、基本的な技術を学ぶよりも、そのクリニック特有のスタイルを学ぶことが中心となります。柔軟に順応できる器用な人には向いていますが、不器用な人は、個人クリニックから他のクリニックへ転職する際に苦労するかもしれません。

一方で、いろいろなクリニックでの経験を積みたい、または長期的に美容医療業界でキャリアを築きたいと考えている人には、基礎からしっかりと教育を受けられる大手クリニックでのスタートがおすすめです。大手では幅広い基本技術や知識を身につけることができるため、将来的に他のクリニックへの転職もスムーズにできると思います。

40代、50代以上になっても美容看護師として働くにはどのような経験やスキルが必要だと思いますか?

40代や50代以上で美容看護師として働き続けるためには、美容の専門知識だけでなく、人間関係をスムーズに管理するコミュニケーションスキルも重要です。また、心身の健康を維持するための知識も必要です。これらのスキルがあれば、年齢を重ねても効果的に業務をこなし、患者様との良好な関係を築くことができると思います。

美容看護師の魅力ややりがいに感じることを教えてください。

美容看護師としての仕事の魅力とやりがいは、常に新しい情報を学びながら、患者様や先生と喜びを共有することにあります。患者様が「このシミを取って綺麗な顔で結婚式に出たい」といった具体的な要望があって来院された時、それを叶えるための治療を提供できたときや、患者様の期待に応えることができた時に、日々ワクワクを感じます。大きな発見や変化は少なくなっても、日々の患者様の悩みに、どう対応すれば良くなるかと考えることが、楽しいです。

さらに、フリーランスとしてクリニックの開業コンサルティングを行うこともあり、開業は多くの人にとって初めての経験です。みなさん希望を持って取り組むのでそれを支援することは、自分にとっても非常に充実感のある仕事ですし楽しいです。

今後の目標があれば教えて下さい。

女性が多様な働き方を選べるような環境を提案することです。特に私はフリーランスや独立という選択をしており、これが女性にとっても一つの可能性として捉えられるようになったら嬉しいです。また、経済的な不安を感じている女性が安心して仕事ができるような制度や環境の構築に貢献したいですね。

具体的には、個人クリニックやフリーランスで働く際の不安を和らげるようなサポート体制や、女性が結婚や出産を経ても安心して働けるモデルケースになれればいいなと思います。また、自分自身も雇用されるのに向いていないと感じているので、同じような境遇の人たちにもいろんな選択肢があることを示せたらいいなと思います。

美容看護師を目指している看護師さんたちにメッセージをお願いします。

美容は楽しくてやりがいのある世界です!今後どんどん広がるワクワクの一員として是非一歩踏み入れてください!お待ちしております!

電話受付(平日)
10:00~19:00

TOP 新規会員登録 SBCグループ紹介 求人検索 お役立ちコラム アンバサダー紹介 美ナースとは 入職までのサポート よくある質問 会社概要 採用ご担当者へ お問い合わせ